
「外資系企業から日系企業に転職したい。」「外資系企業から日系企業に転職するためには、まずどうすればいいんだろう?」
現在外資系企業から日系企業への転職を考えている方の中には、“万が一日系企業の働き方が合わなかったらどうしよう?”と考えている方が一定数いらっしゃると思います。
そういう方はまずは“外資系企業と日系企業の違いを十分理解した上で外資系から日系企業に転職すること”を強く推奨します。
本記事では、都内の外資系企業に勤める私が「外資系から日系企業に最も効率よく転職する方法」についてご紹介していきます。
外資系から日系企業に転職する際の注意点についても詳しく解説していますので、近い将来外資系から日系企業に転職されるご予定の方はぜひ本記事をご参考ください。
目次
そもそも外資系から日系企業に転職できるの?

まず結論から申し上げると、”外資系から日系企業に転職することはできます”。
なぜなら、現代において国内の多くの日系企業ではグローバルな職務経験がある人材を積極的に採用しており、外資系から日系企業に転職しやすい環境が整っているからです。
今後国内の多くの日本企業はグローバルで戦っていく必要があります。そのためにはグローバルなキャリアを積んでいる外資系出身者は喉から手が出るほど欲しい人材です。
しかし、これまでに外資系企業での職務経験しかない方は日系企業に転職した際にカルチャーショックを感じる場面は多いです。
外資系から日系の会社に転職したら、恐ろしくめんどくさいことがありすぎてびびってる🥺🥺
あと、英語できるとひたすら翻訳回される(翻訳と語学ってほんと別物だと思う😅)— LifeofElina🇩🇪🇬🇧🇯🇵語学・旅行YouTuber (@LifeofElina) September 27, 2021
そのため、これから外資系から日系企業に転職するご予定なら、まずは“外資系と日系企業の違いについて十分に理解した上で転職活動をされること”を推奨します。

【必見】外資系と日系企業の3つの違い

外資系と日系企業の違いには、大きく以下の3つのことがあります。
現時点で“いまいち外資系と日系企業の違いを理解できていない方”は、ぜひこちらをチェックしてみてください。
・評価の仕方
・意思決定スピード
1つずつ紹介していきます。
序列の考え方
まず外資系と日系企業の違いとして、“序列の考え方”があげられます。
外資系企業では年齢や性別に関わらず現場で最もパフォーマンス(成果)を発揮している方から順番に偉いと認識する成果主義の考え方が浸透しています。
一方で日系企業では年齢の高さや会社への在籍期間が長い方から順番に偉いと認識する年功序列の考え方が浸透しています。
そのため、これまで成果主義の世界でキャリアを積んできた方にとっては、仕事もできないのに年齢が高いだけで偉い立場にいる方々のことを納得できないことが多いです。
評価の仕方
次に外資系と日系企業の違いとして、“評価の仕方”があげられます。
上記の序列の考え方とも一部重複しますが、外資系企業では年齢や性別に関わらず現場で最もパフォーマンス(成果)を発揮している方から順番に高い評価を受けます。
一方で日系企業では高齢や会社の在籍期間が長い方から順番に高い評価を受けます。
これまで成果主義の世界でキャリアを積んできた方にとっては、仕事もできないのに高年齢なだけで高い評価と高い給料を受け取っている方々を理解できないでしょう。
意思決定のスピード
最後に外資系と日系企業の違いとして、“意思決定のスピード”があげられます。
外資系企業は合理的な考え方を好む傾向があるので、企業のトップや経営陣が意思決定を下す判断のスピード感が早いです。
一方で日系企業はチームでの意思決定が比較的尊重されやすい傾向があるので、細かい話し合いや確認作業が多く、会社全体の意思決定のスピード感が遅いです。
もちろんどちらにも一長一短がありますが、私個人的には意思決定のスピード感が早い外資系企業の方がフィットしています。

外資系から日系企業に転職する際の3つの注意点

これから外資系から日系企業に転職する際は、主に以下3つのことを注意しましょう。
・給料体系が異なる
・退職金の有無
1つずつ紹介していきます。
年収が下がる
まず外資系から日系企業に転職する際の注意点として、前職よりも“年収が下がる可能性が高いこと”があげられます。
外資系企業は成果主義の考え方が浸透しているため、あなたが現場で成果を上げれば上げるほど年収が上がる仕組みになっています。
一方で日系企業は未だに年功序列の考え方が根強く浸透しているため、あなたがいくら目覚ましい成果を上げても大幅に年収を上げることは難しいことが多くあります。
そのため、これからあなたが外資系から日系企業に転職する際には、必ず今受け取っている給料よりも高い給料を受け取れる日系企業に転職するようにしましょう。

給料体系が異なる
次に外資系から日系企業に転職する際の注意点として、“そもそもの給料体系が異なること”があげられます。
日本国内の多くの外資系企業では、基本給+インセンティブという体系で給料を受け取ることが一般的な考え方です。
一方で多くの日系企業では、基本給+各種手当という体系で給料を受け取ることが一般的です(基本インセンティブはないです)。
そのため、これまで外資系企業で給料を受け取っていた方にとっては、日系企業の給料に何か物足りなさを感じるかもしれません。

退職金の有無
最後に外資系から日系企業に転職する際の注意点として、“退職金の有無”があります。
日本国内の多くの外資系企業では、“そもそも退職金制度がない場合が多い”です。
なぜなら、多くの外資系企業では年功序列型の日系企業のように”長く働くことを前提に人材を雇用していないから”です。
一方で多くの日系企業では勤続年数に応じて退職金を受け取れる場合が多いです。(一部の日系企業では退職金制度がないので、情報収集は自分の手で行いましょう。)

外資系から日系企業に最も効率よく転職する方法

今後外資系から日系企業に最も効率よく転職したいなら、まずは“外資系から日系企業の転職支援に強い以下3つの転職エージェントを活用すること”を強く推奨します。
いずれの転職エージェントも外資系から日系への転職支援実績が豊富なので、これから人生で初めて外資系から日系へ転職する方も安心して利用することができます。
ちなみに複数の転職エージェントを併用する方が求人の選択肢が増え、転職エージェントごとに求人案件同士を比較できます。
あなたがより効率よく次の転職先を決めたいなら、上記3つの転職エージェントの中から少なくとも2つの転職エージェントに登録して、転職活動をスタートしましょう。

【まとめ】外資系→日系→外資系への転職もあり!

今回は、「外資系から日系企業に最も効率よく転職する方法」についてどこよりも詳しくご紹介してきました。
改めて結論を申し上げると、外資系から日系企業に転職することはできます。
なぜなら、現代において国内の多くの日系企業ではグローバルな職務経験がある人材を積極的に採用しており、外資系から日系企業に転職しやすい環境が整っているからです。
今後国内の多くの日本企業はグローバルで戦っていく必要があります。そのためにはグローバルなキャリアを積んでいる外資系出身者は喉から手が出るほど欲しい人材です。
しかし、これまでに外資系企業での職務経験しかない方は日系企業に転職した際にカルチャーショックを感じる場面は多いです。
・評価の仕方
・意思決定スピード
そのため、あなたが外資系から日系企業に一度転職したけれども、万が一日系企業の働き方が合わない場合には再び外資系企業に転職(出戻り)しても全く問題ありません。
日本国内に数ある転職エージェントの中でも、特に「JACリクルートメント」「リクルートダイレクトスカウト」「ビズリーチ」は外資系から日系企業への転職支援実績が豊富な転職エージェント3社です。
まずは外資系→日系の転職支援に強い転職エージェントを上手に活用しつつ、外資系から日系企業への転職を成功させましょう。
また今後日系企業で働くことに迷っている方は、まずは転職エージェントに相談しながら、自分には外資系と日系企業のどちらの働き方が合っているのかを確認しましょう。
転職エージェントは単に転職活動のサポートをしてくれるだけでなく、今後のキャリア形成の相談にも乗ってくれるので、あなたが積極的に活用しない手はありません。